過失割合はどのように決まりますか?

質問4 過失割合はどのように決まりますか?」についての回答のページです。
 
過失割合は、「別冊判例タイムズ38巻」の過失相殺率の認定基準に基づいて決められることが多いです。
事故現場の道路状況(信号のある交差点、信号のない交差点、路外からの進入、等)、 当事者の種類(4輪自動車、2輪車、自転車、歩行者、等)、 衝突に至る状況(追突、直進と右折、等)、等をもとに、数百のパターンが定められ、それぞれについて、 基本的な過失割合が掲載されています。
さらに、それぞれのパターンについて、基本的な過失割合の修正要素が示されており、例えば、歩行者の急な飛び出し、 車両に30km以上の速度違反や酒気帯び運転があれば不利になる等、状況に応じた修正がなされることになっています。(どのような要素があればどの程度修正されるかは、適用される図によって異なります)
一般に、弁護士と保険会社の交渉はこれに基づいて進んでいくことが多く、裁判でも特にこれらの基準を用いるべきではない事情がなければ、 上記のいずれかの基準に従った判断になる可能性は高いと思います。
もっとも、「判例タイムズ」に掲載されているのはあくまで典型的な事例のみなので、依頼者の方の事故にぴったり当てはまらない場合や、 修正要素の適用が問題になる場合等には、過失割合に争いが生じることがあります。
 
過失割合を決めるにあたっては、事故状況についてどれだけ証拠を集められ、説得的な主張ができるかがポイントになります。ドライブレコーダーがあればわかりやすいのですが、ない場合でも、当事務所では、必要に応じて実況見分調書物件事故報告書の取り寄せや現場検証を行い、依頼者の方に少しでも有利になるような過失の認定を目指しています。
 また、訴訟の場合には、過失割合について揉めている場合は当事者尋問が行われることが多いですが、その場合にも、充分な準備をして尋問に臨むことが、体験したことを的確に話して裁判官に理解してもらうために重要なので、打ち合わせをしっかり行なうようにしています。

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