交通事故の被害者が弁護士に依頼するメリットとしては、どのようなものがあるでしょうか? 1、加害者側の保険会社の担当者と話をしなくてよくなる 弁護士にご依頼頂ければ、以後、加害者側の保険会社との交渉はすべて弁護士が行います。 ご本人様は保険会…
交通事故で怪我をした部位に、実は事故以前から疾患を抱えていたような場合、交通事故と、もともと被害者のもっていた疾患がともに原因となって、損害が発生したのではないかと思われるケースが、しばしばあります。このようなケースについて問題になる、素因減額について、今…
被害者なのに訴状が届いた? 交通事故の被害者なのに訴状が届いてびっくりしたという方もおられると思います。もちろん、被害者側にも過失があれば、その分について相手方の負傷や物損についての損害賠償を求めるという内容の訴訟を起こされることはあります。ただ、過失が全…
交通事故に遭ってしまった場合、まず何をすべきでしょうか? 1、警察への連絡 交通事故については、警察に届けることが法律上義務付けられています。また、届け出をすることは被害者にとっても重要です。なぜなら、届け出をしないと交通事故証明書が作成されないため、自…
交通事故のご依頼を受ける中で、医学的な争点について医師に意見を聞いてみたい、という場面があります。そんなときには、弁護士から医師に、お手紙を送ったり、場合によっては面談をお願いすることもあります。具体的にどんな場面か、このコラムでは書いてみたいと思います。…
弁護士に交通事故の依頼をすると「レセプト」と「カルテ」という、少し似た言葉をよく聞くと思います。この2つの言葉がわかると、弁護士からの説明等がずっとわかりやすくなると思うので、このコラムでは、レセプトとカルテについて説明していきます。 1 レ…
<代車費用~その代車、いつまで借りられる?~> ストーリー 買い物途中で交通事故に遭ってしまったAさん。買い物に行く際にいつも車だったため、相手保険会社に依頼して代車を手配してもらった。 しかし、1週間ほど経過した時点で、代車を返せ、といわれ…
交通事故で加害者が任意保険に入っていない場合、原則として加害者本人に治療費や慰謝料、事案により休業損害や逸失利益、などを請求することになります。 この場合に、加害者本人がお金を持っていなければ諦めるしかないのでしょうか? 実際、任意保険に入っていないケース…
当事務所では、後遺障害の等級認定の申請(自賠責の被害者請求)、及び、等級認定に対する異議申し立ても弁護士が代理人として行っています。 もちろん、それより前の段階からご依頼いただいても良いのですが、そろそろ症状固定だが等級認定が通るか不安だ、あるいは、等級認…
逸失利益の理論と計算 後遺障害の等級認定を得た場合、逸失利益の補償を請求できるというのが原則です。 すなわち、後遺障害により働く能力が低下したことに対して、加害者か、それに代わって加害者側の保険会社が補償してくれるわけです。 その金額の計算方法は、原則とし…